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2026/03/06 12:20

花粉症の季節に。

春が近づくと、花粉症に悩まれる方が本当に増えます。

鼻水、くしゃみ、目のかゆみ
毎年この時期になると「何か良い対策はありませんか?」と聞かれることも多くなります。

そんな中で、原材料を見て「なるほど」と思ったサプリメントがありました。

私はサプリメントを選ぶとき、
何が入っているか(原材料)から意味を読み解くようにしています。

今回のサプリメントの原材料は次の通りです。

  • ガラクトオリゴ糖
  • 亜鉛含有酵母
  • 乳酸菌(加熱菌体)
  • ケルセチン
  • ビタミンC
  • ビタミンD
  • マグネシウム など

これらの成分を見ると、実は花粉症の体の仕組みに対して理にかなった設計になっています。


花粉症は「免疫の過剰反応」

花粉症は、体に入った花粉に対して免疫が過剰に反応することで起こります。

体の中では

・ヒスタミンという物質が放出される
・粘膜に炎症が起こる
・免疫バランスが崩れる

という状態が起きています。

(参考:日本アレルギー学会 アレルギー性鼻炎診療ガイドライン2020

このサプリメントの成分を見ると、
大きく3つの方向から体を整える設計になっていることがわかります。


ヒスタミン反応をサポートする成分

代表的なのが ケルセチン です。

ケルセチンは玉ねぎなどにも含まれるポリフェノールで、

・肥満細胞を安定させる
・ヒスタミン放出を抑える可能性
・抗酸化作用

などが研究で報告されています。

Rogerio et al., Journal of Agricultural and Food Chemistry, 2007

さらに ビタミンC は体内のヒスタミン濃度を低下させる可能性があることも報告されています。

Johnston CS et al., Journal of the American College of Nutrition, 1992

つまり
アレルギー反応そのものを穏やかにする方向です。


免疫バランスを整える成分

花粉症は免疫のバランスが崩れている状態でもあります。

そこで重要になるのが

・ビタミンD
・亜鉛

です。

ビタミンDは免疫を調整する働きがあり、
不足するとアレルギー疾患との関連が指摘されています。

J Allergy Clin Immunol. 2011

亜鉛も免疫細胞の働きに欠かせないミネラルで、
粘膜の健康維持にも関係します。

NIH Office of Dietary Supplements, Zinc Fact Sheet


腸内環境を整える成分

実は花粉症と腸内環境は深く関係しています。

腸は体の免疫細胞の多くが集まる場所だからです。

このサプリメントには

・ガラクトオリゴ糖
・乳酸菌(加熱菌体)

が入っています。

ガラクトオリゴ糖はビフィズス菌を増やすプレバイオティクスで、
腸内環境を整える働きがあります。

腸内細菌の状態とアレルギー発症の関連は多くの研究でも報告されています。

Fujimura KE et al., Science Translational Medicine, 2016


サプリメントは「土台を整える補助」

こうして原材料を見ていくと、

・抗酸化
・免疫調整
・腸内環境

という、花粉症に関係する体の仕組みに対して
理論的にバランスよく設計されているサプリメントだと感じました。

ただし、サプリメントはあくまで補助です。

体の土台として大切なのは

・睡眠
・食事
・血糖の安定
・腸内環境

などの日常の積み重ねです。


体は「整える方向」に変わっていく

私がいつも思うのは、

体は本来、
整う力を持っているということです。

サプリメントはその力を支える一つの方法。

食事、生活、環境、心。
いろいろな面から体を整えていくことで、

毎年つらかった季節が
少しずつ楽になる方もたくさんいらっしゃいます。

今年の春が、
少しでも穏やかに過ごせますように。